Birch water、ホワイトバーチウォーターって聞いたことありますか?
日本語名だと白樺水?白樺樹液??
以前フィンランドやスウェーデンのスーパーで『白樺シロップ』なるものを見て、「え?白樺でシロップ?」と味が全く想像できなかった覚えがあります。
その時は試さなかったのですが、後日ドイツの行きつけのカフェで季節限定メニューにホワイトバーチウォーターがあるのを発見!興味本位で頼んでみて、そのナチュラルな甘さにびっくりしました。
ちなみにドイツ語ではBirkenwasser(ビルケンヴァッサー)もしくはBirkensaft(ビルケンザフト)と言います。
見た目は水のように透明で、味は少し甘味があります。加糖しているわけでなく、白樺の木から直に出てくる水が甘いんです!
しかもこの白樺樹液が採れるのは春先のほんの数週間。
北欧では昔から飲み親しまれている飲み物で、採取できる春先には普通に自分で白樺に穴をあけて樹液をとって飲むそうです。
健康にも良いとのことで、さっそくホワイトバーチウォーターが気に入りました♪
・・・が、その後全くメニューに出てこず。。。飲みたいのにぃ!!
1~2年前はドイツのdmやAlnaturaでも普通に売っていたみたいなんですが、わりと早くにブームが過ぎてしまい棚に入れなくなったそうです。そうか、一足遅かったか・・・だからいくら探し回ってもないわけだ。
でもそんなある日、ノルウェー語コースで一緒のエストニア人の子が、里帰りのお土産に念願のホワイトバーチウォーターを買ってきてくれました!!!もう天使じゃーん!!!ありがとー!!
エストニアを始めとるバルト三国でもよく飲まれるらしく、スーパーで普通に売ってるそうです。
頂いたのはシーバックソーン味(ドイツ語ではSanddorn)。彼女の一番のお気に入りらしい♪嬉しいね~!!
ちなみにシーバックソーンってこんな果実↓↓最近は日本でもスーパーフルーツとして有名ですね。
このエストニアのメーカーでは他にもルバーブやミント、ジンジャー味などがあるみたいです。
雰囲気を出すために白樺のキャンドルスタンドを拝みながら飲んでみました(笑)
白樺さん、美味しい大地からの恵みをありがとー!!
シーバックソーンの酸味と白樺の甘味がちょうど良く混じわってて、さっぱりしてるけどしすぎてないお味。しかもシーバックソーン自体が美容や健康に良いから白樺樹液と合わせてダブル効果♪
巷では「ココナッツウォーターに次ぐ注目の飲料」と称されているみたいですが、ココナッツウォーターより断然飲みやすいですから!!私はココナッツウォーターのクセがダメで1本飲むのもしんどかった・・・その点ホワイトバーチウォーターはクセが全くないです。
水ほど「無」ではないのですが、強いて言えば柔らかくて少し甘い水的な味かなぁ!?
北欧では昔から民間療法に役立てられるほどで、ミネラル、ビタミンCやBなどの成分が豊富に含まれています。
また、美容の面ではデトックスや表皮のターンオーバーに働きかけて新陳代謝を促進しする効果があります。だから近年では化粧水に白樺樹液が使用されたものがあるんですね!
物によっては添加物が入っているので、せっかくなら無添加品の商品がオススメです。
日本で買うなら
リトアニア産のホワイトバーチウォーター:SipSap
ドイツで買うなら
エストニアの家族経営の生産者:ÖselBirch (地域によってはReweで取り扱っています)
左がシーバックソーン&パイナップル果汁と混ぜた味、右はピュアなバーチウォーター。他にも発酵させたタイプがあり、ルバーブやミント味など種類が豊富。