先日、歯医者さんでの定期検診に備えて半年に1回の歯のクリーニングに行ってきました。
ドイツ語では略してPZR（Professionelle Zahnreinigung）。歯垢だけであれば定期健診の時に取ってくれたりもするのですが、ドイツの歯医者では年に１～2回、徹底的に歯のクリーニングをすることが推奨されています。
さすがは歯の審美意識が高いドイツ！『一般人でも歯が命』なんつって(笑）
1回のクリーニングで50～90€くらいするので、最初は歯のクリーニングに乗り気ではなかったのですが、終わった後は歯の色が綺麗だし、すごくスッキリするので今では最低でも1年に1回は行くようにしています。日頃の磨き残しや歯垢の除去は虫歯予防につながるし、ドイツでの歯の治療は保険がほぼきかないし、ほんと高いのでね。まぁ、それだけ自分の歯を大事にしろってことか。
ちなみにPZRは保険適用外ですが、保険会社によっては一部負担してくれますよ（DAKとか）。
歯のクリーニングをし始めてから歯科衛生士さんにたくさんアドバイスをもらいまして、洗面所のオーラルケアグッズがどんどん増えていく・・・
むしろ普通に歯を磨いただけで終わっていた頃の自分が怖いくらい。
ドラッグストアのオーラルケアコーナーもこの通り！
ズラ～って一列全体オーラルケアグッズで埋め尽くされている状態。しかも日本と比べて安いんです。
正直、歯磨き粉とか種類がありすぎてどれを使ったら良いか分からなくなりません？
私が使っている歯磨き粉は真っ赤なパッケージの『Ajona』で1.25€くらい。サイズが小さいから場所を取らないし、磨いた後の爽快感が好きで使っていて、歯科衛生士さんもオススメしていました。
さらにミニバージョンコーナーには旅行用にぴったりなサイズのものがたくさん♪
このミニサイズのデンタルフロス（ドイツ語で『Zähnseide』）は旅行用に常備しています。旅行の時はとにかく荷物を最小限にしたいのでね！
これもミニサイズのコーナーにある歯磨き粉。ビタミンA入りの青が朝用、フッ素入りのオレンジが夜用です。「合うかどうか分からないからいきなり大きいサイズの買うのはちょっと・・・」っていう時にまずはお試しとして使用するのに便利で、2本入って1€くらい。Elmexシリーズは歯医者でもよく推奨されています。
今回のクリーニングを終えて、日々のケアに追加することにしたのは歯間ブラシ。
歯間ブラシを使ったら、逆に隙間があいて良くなさそうって言う勝手な思い込みがあって今まで使っていなかったんですけどね。毎日デンタルフロス使っているのに、毎回歯科衛生士さんには使ってないと思われてて・・・ショック！
「隙間が大きい所はデンタルフロスよりこっちの方が効果的よ」と何回かアドバイスされたもんだからついに歯間ブラシデビューです。
ドラッグストアの安いので十分と言われたので自分のサイズだけ教えてもらいました。
しかも使用する順番も指摘され、歯間ブラシ⇒デンタルフロス⇒歯磨きの順が良いそうです。デンタルフロスはいっつも最後にしてたな。
こちらはクリーニングの最後に歯をコーティングするためにも使われるelmex gelee。
週に1回、歯磨きをした後にこれをつけて3分ほど歯を磨くだけ。歯の再石灰化を促して虫歯を予防します。私は知覚過敏の治療として歯医者さんに勧められたのがきっかけで使用していて、神経近くまで掘られて治療後に熱さや冷たさに敏感になっていた歯がいつの間にか元通り。神経を取る必要がなくなって本当に良かった！
ドラッグストアでは売っていなく、薬局（アポテーケ）で処方箋なしで購入可能です。25ｇで7€くらい。小さいのに高っ！！って思ったけど、週1回しか使わないので長持ちします。
歯ブラシは電動歯ブラシを使用するようになってから、クリーニング前の診断で「半年に1回も来る必要ないよ」って褒められるようになりました。やったー！！
確かにステインはしっかりとれるし、磨き終わった後は歯の表面がツルっツルで良い感じ。もっと早くから電動にしておけば良かった～
今使っているのはフィリップスのスタンダードなタイプ。フィリップスのだけでも種類がたくさんあって本当にピンキリですよね。フィリップスのオランダ本社に勤める友人曰く、機能的にはスタンダードなもので十分らしいけど。
ただこれだと結構大きくて重いので、外出先や飛行機内ではパナソニックのポケットDoltzの方が便利。マスカラくらいの大きさだからポーチにすっぽり入るし、なんたって見た目が可愛い♪
まぁ何はともあれ、歯のクリーニングがきっかけでちゃんとしたオーラルケアの知識が得れて良かったとつくづく思います。歯はダメになったらもう元には戻らないですし、日々のケアがほんと大事ですね。
