【スコットランドのマル島へ】 求めるのはクッキーの旅 Part 1

mull-cookie-tripイギリス

旅行の目的は人そ~れぞれ。
見たい景色があったり、行ってみたい美術館があったり、やりたいアクティビティがあったり。

さて今回の旅の目的は?それはズバリ、クッキーなのです!

私がマル島と言う名前を知ったきっかけはアイランドベーカリーのクッキー。

island-bakery
日本で取り扱っている所はまだ少ないみたい

以前、スコットランドのB&Bで茶菓子として出てきたそのクッキーがものすんごく美味しくて!!味だけじゃなくてパッケージもなんだかほっこりするイラストで可愛いし、おまけにオーガニック素材を使った高品質ですっかり虜になってしまいました。

滞在中に早速スーパーで探したんだけどなかなかなくて・・・本土だったらWaitroseとか、ちょっと良いスーパーで取り扱っているのを発見するも、お目当ての味がなかったり。

でもアイランドベーカリーのサイトによるとすごくたくさん種類があるのよね。

「だったらもう、マル島に行ってしまおう!!」
「全種類試そう!」

と思い立ったが吉日、クッキーの旅へと繰り出したのでした

まずグラスゴー空港へ飛んだら陸路でオーバンと言う街まで行って、そこからフェリーでマル島を目指します。

グラスゴー空港からオーバンまでは車で約2時間。
走行中、遠目に何やら廃城らしきものを発見したので早くも寄り道~♪

キルカーン城(Kilchurn Castle)

スコットランドのキャンベル氏族によって15世紀に建てられたものの、そのうち使われなくなって1770年には廃墟となったキルカーン城。

天気は・・・良くはないけど、これはこれで廃城に合った雰囲気が出ていて満足!

Kilchurn Castle

4月~9月に湖の反対側に行けば、この廃城の中に入れます。目の前で見ると形がまた違って見えました。

でも個人的にはこのビューポイントからの眺めが一番!

絶景スポット

車移動だとこういう自由が利いて良いよね♪
あとイギリスは日本と同じ左車線だから運転席も左だし(でもなぜかワイパーとウィンカーのボタンの位置は日本と逆!)、スコットランドは比較的に交通量が少ないから安心して運転できます。

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そんな感じでのどかな風景を堪能し、1日目は余裕を持ってオーバンに宿泊です。
泊まった海沿いのホテルの部屋の窓からはさすがにマル島は見えないけど、その海の先にあるはず。
ベッドの寝心地も良く、スコットランド風朝食をしっかり食べたら元気に2日目スタート!

泊まったホテル

Best Western Muthu Queens Oban Hotel
Corran Esplanade
PA34 5AG Oban

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ferry-oban

実はここオーバンにはウイスキー蒸留所があって、しかもそれがフェリー乗り場の近く!
フェリーはお昼前に出発なので、ホテルをチェックアウトしたら早速蒸留所の見学ツアーに参加することにしました。つまり朝っぱらからウイスキーの試飲です(笑)

オーバン蒸留所

朝一のツアーだから参加者が少ないかと思いきや、まさかの満席!予約しておいて良かった~

基本的に、蒸留所の見学やテイスティングツアーに参加したい場合は事前予約をした方が良いです(オーバン蒸留所は公式サイトから予約可能)。
昨今の世界的なウイスキーブームで各国から旅行者が訪れ、事前予約ですぐ席が埋まってしまうんですよね。

また、ツアーは何種類かあってテイスティングだけのツアーもあるので、くれぐれも間違えないように!

ここの見学ツアーでは撮影禁止だったため、最後に試飲しながらみんなでボトルの撮影会となりました。

oban-whisky

今回参加した見学ツアーで試飲できたのは左側の2本、オーバン14年とオーバン・リトルベイ。試飲で使用したグラスは箱付きでお持ち帰りさせてくれます。

それからDiageoグループに属している蒸留所から出ているゲーム・オブ・スローンズの限定ボトル、ここオーバンにもありましたよ!右から2番目の黒いボトルがそれ。

場所

Oban Distillery
Stafford St.
PA34 5NH Oban
Tel:+44 1631 572004
営業時間:1月~3月  12:00~16:30
     4月~12月 10:00~17:00

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そろそろフェリーの時間なのでお土産に200mlのミニボトルを買い、蒸留所のスタッフには「フェリー出るといいね!旅行楽しんでね!」って意味深なことを言われながらオーバン蒸留所をあとにします。

空は晴れているけど、確かに風が強くて波も高め。

フェリー乗り場で車の列に並んで待っていると、何やらスタッフが前の車から順番に声をかけているような。引き返す車もいてなんだか嫌な予感・・・

「こんな悪天候だからこの便は欠航になったよ。チケットは次の便で使えるから。」って。

おっと!!さっきの意味深発言はそういうことか!

次の便まで3時間・・・こればっかりは仕方ないからね。
まぁオーバンの街を見るちょうどいい機会だ!とぶらぶら散策して時間をつぶすことにしました。

Oban Chocolate Company

そんな散策中に見つけたのが、海沿いのカフェ『Oban Chocolate Company』。

チョコレートを作っている所をガラス越しに見れたり、動物の形をした大きなチョコレートやプラリネなどプレゼント向きのチョコレートがたくさんで、思わず見入ってしまいます。

スコーン、ケーキ、ワッフル等々カフェメニューも豊富な上に、アットホームで居心地も良し。

Oban Chocolate Company

私の気持ちはすでにマル島に向かっていたので、散策中に写真に収めたのはスコーンだけとなってしまいました(笑)

場所

Oban Chocolate Company
34 Corran Esplanade
PA34 5PS Oban
Tel:+44 1631566099
営業時間:10時~17時

ようやく次の便の時間になったものの、風はいまだに強いままでちょっと不安。おまけに今度は雨も降りだして…

さっきと同じスタッフがこちらにやって来て言ったのは

「この便も欠航になったよ、残念だけど。今日は次の便がラストだけど、出港するかはまだ分からないんだよね。乗せれる台数にも限りがあるし。」

・・・ オーマイガー!!

私のクッキーの旅、どうなる!?

Part 2 へつづく・・・

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