ドイツで生活していてよく思うこと。
それはレジの店員でも同僚でも顧客でも友達でも、100%自分のミスと分かっていても
謝らない!!
おまけに顧客に対して同僚のミスを「会社のミス」として自分が謝るなんてしないことも。
みんながみんなとまでは言わないけど、日常茶飯事であることは間違いないな。
確かに日本では場を丸く収めるために謝りすぎることもあるかもしれないけど、これがドイツの文化だからと言ってしまえばそれまでなんだけど、せめて自分の間違いはちゃんと認めて対応するのって大事だよね。
そんな「ミス」があった時のドイツ流の言い方
先日ネットで購入した商品が届いたのだけど、6品注文したうち1個だけ違う商品が入っていました。
すぐさま証拠写真を添付してショップにメールで連絡したところ、
Der kleinen Fehlerteufel hat sich eingeschlichen.
「どうやら小鬼がいたずらしてしまったようです。」
ですって。
つまりこれは倉庫に小鬼の妖精かなんかがいて、人がいないときにこっそり中身をすり替えたのかな?(なわけないでしょ!!)
念のためドイツ人の友人に確認したところ、
要は「間違いがありました」って言ってるんだけど、おとぎ話のようにちょっと楽しく伝えるための慣用句なんだとか。
さすがはグリム童話の国!
でもね、同僚や気心知れた者同士で言うならまだしも、私は顧客なんだけどなー。
これを聞いて「やっぱり謝らないのね。なんなら他人のせいにするのね(しかも架空の)」とつくづく思うのでした。
ネットショッピングはたいてい便利で楽なはずなのに、後々もっと手間がかかってめんどくさくなるかもしれないのがドイツ。
だってさ、日本に比べて間違ったものが届くのが多いのよ。
今回みたいに注文した物が入っていないこともあれば、靴を頼んだら左右違うサイズで届いたこともあったし、ワインを6本頼んだら全然違うワインが10本届いたり(ちゃんと申告しましたよ)。
その度にカスタマーセンターに連絡してやり取りして、間違って届いた商品は送り返さなきゃいけないし手間がかかる。。。おかげさまでこういう時の対応はすごく得意になりました♪(笑)
幸い今回は間違って届いた商品をタダでもらえたし、Fehlerteufelって言う単語の勉強にもなったから、これまでの手間が報われたってことで良いのかな!?