ドイツ国外だったら多分一番行っているであろう街、ヘルシンキ。
マリメッコ、イッタラを始めとする北欧テキスタイルのお店がいっぱいなので、お買い物メインで行くことが多いです。
そんなヘルシンキでもクリスマスマーケットが開催されるのを知っていますか?
クリスマスまでの約4週間開催されるドイツと違って、ヘルシンキでは約2週間という短い期間の開催なので、クリスマスマーケット目当てで行く時は事前に開催期間をチェックしましょう。
どんなのか一言で言うと、こじんまりして可愛らしいクリスマスマーケット!
見て回ってその場にいるだけでもほっこりするし、北欧らしい手作りの小物のお店がちょこちょこあったりして、すごく新鮮でした。
クリスマスマーケットのメイン会場は大聖堂がある元老院広場。
極夜の影響で夕方にはすでに真っ暗。ライトアップもされて昼間とはだいぶ印象が変わります。
雰囲気があるのはやっぱり暗くなってからですが、正直暗くなると人が多くなるし、商品が見えにくい!!
可愛いハンドメイド小物のお店とか、せっかくならじっくり見たいし見て欲しい。おまけに夜はホント寒いのでじっくり見るどころじゃないんですよね。
なんせ物価が高いので、フィンランド版グリューワインのGlögiもちょっとお高く、何杯も飲んで体を温めるってこともできないし・・・
なので一度明るい内に見て回って、暗くなってから再度見て回るのが良いと思います。
そしてさすがはフィンランド!サ・ウ・ナ!!!
サウナがあるクリスマスマーケットなんて初めてだよ!!(笑)
サウナの小屋がいくつかあって、反対側にはその名も『Sauna Bar』と言うバーがありました。
着込んでても体が冷えて寒さに耐える私に反して、サウナから出てきたおじさんは腰にタオルを一枚巻いただけでへっちゃら。向かいのバーでビールを買ってはおいしそうに飲んでいましたよ。ほんと芯から温まるんですね~
[ad]元老院広場の近くで郷土料理のレストランに行くならSavottaがオススメ。
民族衣装を着たスタッフさんにアットホームな雰囲気の店内で、メニューは日本語もあるみたいです。
お料理が運ばれてくるお皿がアラビアだったり、白樺のかごに入ったパンには木のバターナイフが添えられてたり・・・って使ってるものがいちいち可愛い!
もうほんと、北欧雑貨好きにはたまらないレストラン♪
そして前菜におすすめなのがこのフィンランドプレート。
毎回ウェイトレスさんが一つずつ丁寧に説明してくれるんだけど、食欲が勝ってあんまり聞いてないって言う・・・ごめんよ(笑)
メインには魚はもちろん、トナカイやヘラジカの肉を使ったラップランド料理もあるので旅の思い出になると思います。
人気のレストランなので予約した方が無難ですが、予約していなくても20~21時の遅めの時間帯だと席が空いている可能性が高いです。
お腹いっぱいになった夕飯の後はちょっと港をお散歩♪ここでも冬ならではの光景が。
凍った海面がバリバリ割れて、氷のジクソーパズルみたいでした。
[ad]シベリウスの銅像があるTöölöエリアには海沿いに立つ真っ赤なコテージ、Cafe Regattaがあります。
初めてのヘルシンキでこのコテージを見つけた時は普通に家かと思って近寄らなかったんですけどね。カフェなので近寄って大丈夫です(笑)
小屋の中は狭く、みんな相席状態だけど居心地が良くてアットホーム。
それからね、ここの自家製シナモンロールがすごく美味しいんです!私がこれまでヘルシンキで食べてきた中では一番美味しかった!!しかもなるべく冷めないように工夫してあるから、ほんのり温かいシナモンロールが食べれて美味しさ倍増なのです♪
外では焚火があって、中で売っている串刺しソーセージをここで焼いて食べれます。
北欧のトップブランドが立ち並ぶエスプラナーディ通りでランチ休憩したのはKappeli Café。
ガラス張りの窓からエスプラナーディ通りやウペンスキー寺院を眺め、午後に向けてしっかり腹ごしらえ~
食堂のように自分の欲しいものをトレーに乗せてレジで支払うので、外国語が不安でも大丈夫!人気の日替わりスープもチェックしてみて下さいね。
今回選んだのはフィンランドの定番、サーモンのクリームスープとシナモンロール。
サーモンはゴロゴロたくさんあるし、しっかり並々盛ってくれて大満足なスープでした。
寒いし、暗くなるのが早いのであまり観光には向いていない冬のヘルシンキですが、クリスマスマーケットや冬ならではの景色も魅力的です。
それに夏よりは観光客も断然少ないので、じっくりショッピングするには良い時期ですよ♪