魚が食べたーい!和食が食べたーい!
と言う衝動にかられ、さっそく魚屋さんまで行って買ってきました。
ドイツでカレイを買うなんて初めて。なんならカレイの煮つけを作ること自体が人生初!!いつも食べる側でしたからね~
今回最初に買ったのは『Scholle(ショレ)』。北海やバルト海に近いドイツの町ではよくソテーやフライにして食べられています。
ドイツでカレイ科の魚と言えば『Scholle』や『Heilbutt(ハイルブット)』の2種類が有名所。
Heilbuttは日本語でオヒョウと言って、全長1mを超える大型のカレイ科の魚です。値段はScholleより高く、ドイツのスーパーではよく切り身を燻製にして売っています。
でも私が2つ目に食べたのはHeilbuttではなく、まさかの3種類目のカレイ科の魚でした!
斑点が特徴的な『Scholle』
実は調理後のカレイしか見たことがなかったもんで、いきなりこの斑点つきドイツ版カレイを見てびっくり!
海で釣ってもすぐに判別できそうなくらい特徴的ですね。
調理は日本のカレイの煮つけと同じやり方でOK。
皮の部分がプルップルしてて美味しかったんだけど、思ったよりも身が少なくて一人で1尾ペロリと食べちゃいました。
事前に調べた情報によるとScholleは大衆魚で、値段もカレイ科の魚の中では一番低いんだとか。それでも今日のは1kgあたり14.90ユーロ。予想より高い夕飯になってしまいました。
『Limande』 またの名を『 Rotzunge』
自分の中でカレイの煮つけブーム?が到来し、翌週も魚屋さんに直行!!
値段を比べるためにも前回とは違う魚屋さんに行ったのだけど、まさかのScholleがない・・・大衆魚だからないなんて思わないじゃ~ん!!
がっかりしていたら、「ScholleはないけどLimandeならあるよ!Limandeの方が良いよ!」って店員さん。
セールストークだね。
Scholleより何がどう良いのかは濁して教えてくれなかったけど、せっかくだから未知なる魚『Limande』を買ってみました。
家に帰って調べてみたら、Limandeもカレイ科の魚だと判明。
ドイツ語では『Rotzunge(ロートツンゲ)』とも呼ばれるみたい。Rotzungeを直訳したら「赤い舌」・・・ネーミング的にはLimandeの方がかっこいいね!
ちなみに英語だと『Lemon sole(レモンソール)』。身がレモン風味と言うわけではないですよ~
しかも、今回のは子持ち!魚屋さんでは特に表示していないので当たりくじを引いた気分♪
こちらも煮つけて食べたんだけど、Limandeの方が皮が薄くて身はふんわりしてるし、良い意味であっさりしてて美味しい!煮つけちゃうにはもったいなかったかな??今度はソテーも試してみようと思います。
1kgあたり13.50ユーロだったから、Scholleより若干安い!しかもScholleより上品なお味。今後はカレイが食べたくなったらLimande推しで行こうと思います。
あとね、どうやらこの魚はイギリス、ノルウェー付近の北ヨーロッパの海で捕れるカレイ科の魚みたい。それなら、在欧中にしっかり食べておくべきですね!