スウェーデンのユッカスヤルビ(Jukkasjärvi)にあるアイスホテルは世界で一番最初に作られた世界最大のアイスホテル。
「この寒さ、雪、氷をどうにか観光に活かせないだろうか?」
と発案者が向かった先は日本の北海道!実はアイスホテルはさっぽろ雪まつりからインスピレーションを得て誕生しました。なんだかすごく親近感がわきますね♪
1989年にオープンして以来、毎年12月になるとホテルの真横を流れるトーネ川の氷を使ってアイスホテルが建てられ、使用された氷は春には役目を終えて再びもと来た川へと戻っていきます。そうやってアイスホテルは毎年生まれ変わるのです。
だから、入り口に表記された『ICEHOTEL ♯31』の ♯31とは第31代目と言う意味なんですね。
一生に一度の思い出に氷の部屋に泊まってみるのも面白いかも!?
(寝るときは氷の部屋の氷のベッドの上にトナカイの毛皮をしき、その上の寝袋の中で寝ます。)
もちろん見学のみも可能!(有料)
さらに同じ敷地内に2016年から『Icehotel 365』がオープンし、これまでは冬の間だけ見学可能だった氷の部屋が一年中見れるようになりました。
キルナから車で20分程度なので、ここまで来たら氷の世界を体験しに行くっきゃない♪
またキルナの空港や鉄道駅の発着時刻に合わせて、アイスホテルのシャトルバスも運行しているので、アイスホテルの公式サイトで確認してみて下さい。
それでは早速第31代目の中の様子を紹介していきま~す!
まずは『Icehotel 365』に入ってみるとアイスバーがお出迎え。もちろんグラスも氷でできています。
残念ながらウェルカムドリンクと言うサービスはなく、きっちり有料でした(笑)
側にはラウンジがあって、氷のソファーの上にはトナカイの毛皮が敷かれ、しばしくつろげるスペースとなっています。
天井の氷のシャンデリアがすごくキレイ!!
この部屋ではアイスホテルの制作に参加したアーティストや制作工程について展示していました。日本からもアーティストが参加していましたよ!右には小さなビデオ鑑賞ルームがあり、アイスホテルの歴史を紹介するビデオが流れています。ただこのビデオ、20分くらいあって最後の方は寒いのを我慢しながらの鑑賞・・・もっと着込んどけばよかった!
ヌシ感半端ないカメレオン君。
音楽でいっぱいなショパンの部屋。
透明な氷の壁には楽譜が描かれていて、ベッドはピアノがモチーフでしょうか。こんな形のベッド欲しいかも!
どの部屋も手掛けたアーティストが違うので、仕掛けを見つけたり、何がテーマなのか考えながら見るのも面白い!
おもちゃの部屋は夢の世界に来たみたいな感じ♪ウサギにペンギン、可愛くてほのぼの~
ここの部屋に来た大の大人達、みんなキャッキャ騒いでました。
Icehotel 365の廊下はイーグルってぽくて、Icehotelの廊下は氷の城みたいな雰囲気。「アナと雪の女王」を彷彿させます。
一番驚かされたのがここ、サウナの部屋。
壁にかかっているバスローブが本物かと思って触ってみたら、めちゃくちゃ硬くて手が痛かったぁぁあ!!!これも氷なんです。ほんと良くできてますよね~
アイスホテルの棟にあったセレモニーホール。小さなチャペルのようで、森をイメージしています。
この透明感ある空間といい、安らぐ優しい光りといい、なんだか神秘的で一番気に入った部屋でした。
IcehotelとIcehotel 365を合わせると部屋数もかなり多くなるので、じっくり見るには1時間半~2時間くらいはかかると思います。
アイスホテル発で犬ぞり体験、オーロラハンティング、アイスフィッシング、トナカイとの触れ合い体験などさまざまなアクティビティもあり、これらと合わせて丸一日ここで過ごすのも良いですね。
ICEHOTEL発のアクティビティの詳細(ICEHOTEL公式サイト)