新しい言語を習う時、わりと最初に習う曜日の表現。
旅先でお店や美術館の営業日や時間をチェックするときに知っておくと何かと便利です。大都市以外では英語表記がなかったりすのでね。
基本的にドイツ語や英語と似ているノルウェー語ですが、曜日はちょっと違いました!
でもでも!!
海外ドラマのヴァイキングを見て北欧神話の神々の名を知っていたのがここで役立つんです!なんだか嬉しくて、授業中に一人で思わず興奮してしまいました~
月曜日:mandag (マンダーグ)
英語、ドイツ語と同様に月に由来。
火曜日:tirsdag (ティーシュダーグ)
北欧神話に登場する軍神、テュールに由来。
テュールはオーディンの息子でもあります。
水曜日:onsdag (オンスダーグ)
北欧神話に登場する最高神、オーディンに由来。
私は頭の中で、「水曜=onsdag」よりも「水曜=オーディンの日=onsdag」と連想しています。英語はWednesdayだしドイツ語はMittwochで、音的なつながりがなさすぎる!!
木曜日:torsdag (トーシュダーグ)
北欧神話に登場する雷神、トールに由来。
トールはテュールと同様、オーディンの息子でもあります。
金曜日:fredag (フレーダーグ)
北欧神話に登場する愛と美の女神、フレイヤに由来。
海外ドラマのヴァイキングシリーズではラゲルサが特に崇めていた神ですね♪
土曜日:lørdag (ロールダーグ)
古ノルド語で洗濯の日。
英語(Saturday)とドイツ語(Samstag)からかけ離れすぎ!!
でもこの「lørdag」が土曜日というのは覚えておいた方が良いです。
というのも、以前ノルウェー語を勉強し始める前に、ノルウェーのものすご~く北の町でどこも英語表記がないような所に旅行しました。バスで町の郊外にある博物館に行ったのはいいのですが・・・帰りにバス停でいくら待っていてもバスが来ません。バス停の時刻表はノルウェー語表記のみで、ゲルマン言語だから曜日もドイツ語や英語と同じだろうと推測しながら見てみたのですが、lørdagだけがどうしてもわからず。
他のゲルマン言語と似ていないから、「きっと祝日と言う意味だろう!でも今日は土曜で祝日じゃないから無視してOK~」とたかをくくって待つこと1時間。
バス停でずっと立っている私を不審に思った博物館のスタッフがやってきて、lørdagが土曜日ということを、そして今日はもうバスは来ないと言うことを教えてくれたのでした。
日曜日:søndag (スンダーグ)
北欧神話に登場する太陽の女神、ソールに由来。
日曜日が太陽に関連しているのは英語とドイツ語も一緒です。
lørdag = 土曜日
これを覚えておけばノルウェーだけでなく、姉妹言語のスウェーデンやデンマークでも役立つはず!