トーネ湖が凍ってなかったので、他に凍っている湖を探すついでに車でぶらぶら周辺散策~!
窓からはずーっとLapporten(ラポーテン)が見えます。
Lapportenは『ラップランドの門』と言う意味で、アビスコの象徴的な景色。
南側のNissuntjårro山と北側のTjuonatjåkka山の間がこのU字状の谷間を作っていて、サーミの言い伝えでは、『トナカイの通り道』と言われているそうです。
そしてそして、ついに凍っている湖を発見!!
わーい!やっと遊べるー!!
近くに家や人影はないし、氷に亀裂が入っているのめっちゃ見えるし、「ピキッ!!」とか「ズボッ!!」ってならないか不安でおそるおそる湖面を歩いてたんですが...
見て!この氷がどれだけ分厚いか分かる箇所!
これ見れて一安心♪
後はもう、湖面をちょっと滑ってみたり、スパイクを履いて思う存分歩き回ってみたり。小さな動物の足跡があって、それを辿ってみたりして楽しみました。
スパイクは以前アイスランドに行った時、アクティビティの参加中に使用して「こんなものがあるんだ!」と知って以来、冬の北欧旅行の必需品となりました。
キルナやヘルシンキなどの街中でも、車が通った後の地面とかが凍っててすごく滑りやすいんです。日中に太陽が出て溶けた雪が夕方には凍ってアイスバーン状態。せっかくの旅行中にケガしたり痛い思いをするのは絶対嫌ですよね。
下の様なスパイクはゴムで簡単に着脱でき、持ち運びも便利なのでおすすめです!旅先でも買えますが、なんせ北欧は物価が高いので日本で買って持って行った方が断然良い。
飛行機で移動する際はくれぐれも預け荷物に入れることを忘れずに~!じゃないと保安検査で没収されちゃいます。
それから湖のへりにカラフルなボートを見つけて近寄ると、何やらここにも足跡が!!
ウサギかな~?
あいかわらず足跡は見つかるけど動物は見えない!でもなんだか楽しい♪
そろそろ身体が冷えてきたので、湖を後にして車でさらに移動すると・・・
さすがはラップランド、トナカイに遭遇!
トナカイさん、可愛いんだけど、たまに道路にいきなり飛び出してくるから危ないんです。
なのでラップランドで車を運転するときは交通量が少ないからってあまり飛ばさないように!
今度は道路の両側がこんな感じでひたすら真っ白。大きい針葉樹に雪がボテッとついた景色も良いけど、こう言う華奢な木でもステキ。
一面を真っ白な雪景色にする木を近くでみるとこんな感じ。霧氷(むひょう)と言いますね。
銀世界にポツンと建つ赤い小駅。周りに何もなくて孤独なんだけど、絵になる情景に思わず車を停めました。
この日のディナーはアビスコの中心部にある、Abisko Mountain Lodgeのレストラン。
以前宿泊した時に食べたここのご飯がとっても美味しかったので、今回も一度はここで食べようと決めていたんです。
ドリンクメニューにはスウェーデンのいろんなクラフトビールがあります。
今回飲んだのはスウェーデン北部のPiteåから、「THIS IS HOW.」のビール。
ブルーベリー、ブラックベリー、ラズベリーが入っていて、その名も『How to keep on jammin』!!いい意味で面白い味がしました。
前菜は炙ったArctic Char(北極イワナ)とケールのシーザーサラダ。魚好きにはたまりません!!魚の塩気がこれまたビールに合うんです。おまけに前菜なのにArctic Charが一切れしっかりあって、これにして良かったと思いました。
メインはトナカイ肉のローストとポテトグラタン。
お肉は全然臭みもないし、柔らかくて噛めば噛むほどおいしー!!グラタンもレシピを聞きたいくらい、ちょうどよくクリーミーで良い味付けでした。
デザートも頼んだのですが、出てくるまで時間がかかってしまったがために写真そっちのけで食べて形に残せず・・・濃厚なチョコレートケーキにブルーベリーのソースがかかっていて、見た目も味も大満足でした♪