ドイツにあるイチゴのワンダーランド、『Karls Erlebnis-Dorf』はドイツ東部では家族連れに大人気の場所。
なぜなら子どもから大人まで老若男女問わず楽しめる場所だから~♪
もともとはRostock近郊の農家がイチゴを栽培して出張直売していたのに始まり、現在では東ドイツに6店舗を展開する商業施設です。
『Erlebnis-Dorf』は『体験ができる村』と言う意味なので、日本名っぽく訳すと「カールスおじさんのワクワク村」かな?
ちなみにKarlsは創業者の名前で、現在の経営者のおじいさんにあたります。
外の敷地は子どもが四六時中遊べれるような遊具がた~くさんの公園になっているだけでなく、ヤギや羊など農家定番の動物に触れあうこともできます。
また建物の内部は、女性に嬉しいイチゴ関連とご当地グルメのショッピングワールドになっています。実際、私が行く目的もショッピングとイチゴワールドに浸るためですからね(笑)
他にも陶器に絵付けしてみたり、工作したり、特に休暇シーズンは子どもと一緒に行う体験教室が人気なようです。
お父さんと子どもたちには外で遊んでおいてもらって、お母さんはゆっくりお買い物~なんて家族もよく見かけます。
家族を連れて自分の実家に帰省したお父さんお母さんが子どもたちを遊びに連れていく、地元の人々にとってはそんなローカルでアットホームな場所でもあるんです。
「次の春休み、夏休み、家族でどこに行こう?」とお悩みのドイツ在住の方はぜひ、『Karls Erlebnis-Dorf』を組み込んだ休暇を検討されてみてはいかがでしょう?
建物の内部はこんな感じ(Zirkow店)
びっくりするくらい広い店内は、「これでもか!!」って言うくらいイチゴだらけ(笑)イチゴのモチーフ好きな方にはさぞたまらないことでしょう。
子ども服だってほら、こ~んなにイチゴだらけ!イチゴの前掛けは特に迫力がありますね。
こんなの着て目の前をよちよち歩かれたら可愛くて目が離せないよ!?
イチゴ味のジュースはもちろん、ワイン、スパークリングワイン、ビール、ジンとドリンクもイチゴ祭り!!
お部屋の壁紙がイチゴって言うのもなかなか素敵。
イチゴモチーフでもポップな感じとか、この壁紙みたいに落ち着いた雰囲気のものなど、様々なシーンに合う物が揃っています。
大人気の自家製イチゴジャム
イチゴを使った商品はたくさんあるけど、大人気はやっぱりイチゴジャム!
とにかくイチゴジャムの種類が豊富で、定番のイチゴオンリーのものからルバーブ、ラズベリー、バニラ、パッションフルーツ入りのものまでズラッと並んでいます。
中には糖尿病の方向けに、白樺から採られる甘味料(キシリトール)を使ったイチゴジャムもありました。
陳列棚のすぐ横では実際にジャムを作っている所を見学できます。大量のイチゴが投入されていく様子は子どもだけでなく、大人も目が釘付けです。
他にも金太郎飴、グミ、チョコレートなどの製造工程を見ることができ、ちょっとした社会見学気分が味わえますよ。
そんな数多くあるジャムの中で私の一押しがこちら、『Erdbeere mit Stückchen』。
果肉がゴロゴロ入ったイチゴジャムです。
瓶のフタに小さく「mit Stückchen」と書いてあるものが正解!普通のイチゴジャムはこの文字がないだけで、似たようなデザインなので選ぶ際はご注意を。
みてみて!!
その名の通り、でっかいイチゴがほぼそのままの形を残して入ってる~!!
噛んだ瞬間にじゅわっと果汁が口の中に広がって、なかなか食べ応えがあります。シリアルやパンケーキにのせて果肉を存分に堪能するもの良いですね。
今回のものは良い感じに水分少なめの仕上がりでしたが、前回買ったときは若干シロップのようなゆるめのジャムでした。手作りならではの違いと言うことにしておきましょう(笑)
ゆるめはゆるめで、プレーンヨーグルトのソースにぴったりでしたよ♪
そして濃厚で美味しいイチゴジャムにはスコーン!
ということで、せっせとスコーンを焼いてクロテッドクリームと一緒に美味しくいただきました。
カロリーは高くなるけど、やっぱりスコーンにはバターではなくてクロテッドクリームのまろやかさが一番なのです♪
ちなみに上の写真でイチゴジャムを入れた容器は『Weck』の一番小さいサイズです!ソース入れだけでなく、クリップなどの小物入れとしてもとっても便利。
ドイツではDEPOTやBUTLERSなどの雑貨屋さんで手に入ります。