年が明けると公共交通機関の運賃やら郵便料金やら、毎年ちょいちょい料金が上がるドイツ。
日本ではこれらの料金が何年も変わらないのが普通だったので、「え！？今年も値上がりしたの！？」とこの値上がりシステムに最初はちょっと困惑していました。
今ではもう心の準備もでき、今年最初の郵便物を送るのにDeutsche Post のサイトで新しい料金をチェックしていたところ・・・新発見！！
2021年1月からドイツでも切手の代わりに手書きコードで郵便物が送れるようになったんです！！
ステップ１．まずはPost & DHLというアプリをスマホにダウンロード
ステップ２．アプリ内で該当の郵便料金を選択してPaypalなどで支払い
ステップ３．表示された14桁のコード（#PORTOと英数字8桁）を郵便物の右上に記載
専用アプリのダウンロード（Deutsche Post)
★Apple Store(iPhone用）
★Google Play (iPhone以外)
ひとまずはドイツ国内向けのポストカードと手紙（Standardbrief、Kompaktbrief 、Großbrief）において、この手書きコードを使用できるようです。
切手の方がいろんなデザインがあって見ていて楽しいですが、旅行中だと欲しいときに切手が手に入らなかったり、言葉が通じなくて買えなかったりしますよね。そのうちドイツ国外向け郵便にもこの手書きコードが使用可能になり、そんな旅行者のピンチを救ってくれるといいなと思います。
デンマーク郵便 PostNord の手書きコードは日本への発送OK!
というか、私が実際にこの手書きコード切手に救われたことがあって、初めてこの衝撃的な方法を知ったのはデンマーク。
旅の終わりにポストカードを日本へ送るため、デンマークの空港で切手を探していたのですが・・・空港内には郵便局がなく、ポストカードがある売店でも切手は販売していなかったんです。せっかくポストカードを書き、郵便ポストも目の前にあるのに！肝心の切手がない！！！
藁にも縋る思いで空港の案内所へ行って相談すると、そこのスタッフがデンマーク郵便（PostNord)の手書きコード切手について親切に教えてくれました。
早速専用アプリをダウンロードしてクレジットカードで郵便料金を支払い、12桁の英数字をポストカードの右上に書いて無事投函完了！
ちなみにデンマークの手書きコードはこんな感じ。
デンマーク郵便の場合は日本をはじめとする国際郵便に対応していて助かりました。
ポストカードもちゃんと日本に到着し、切手がないのでもらった方もびっくりしてめでたし、めでたし♪
