ウィーンの老舗洋菓子店の『スミレの砂糖漬け』

Sugared violetsいろいろ

ウィーンのガーリーなお土産と言えば、オーストリア皇妃エリザベートことシシィが愛したお菓子、『スミレの砂糖漬け』

ちなみにドイツ語では『Kandierte Veilchen』(キャンディアーテ ファイルヒェン)と言います。

この金平糖のような砂糖菓子、板チョコやケーキのトッピングとしては食べたことがあったものの・・・単品で試すのは初めて。

せっかくなのでウィーンの老舗2社の味の違いを比較してみました♪

Gerstner(ゲルストナー)

ゲルストナーの商品はその名も『シシィのスミレ(Sissi Veilchen)』。シシィが描かれた化粧箱に入っています。

kandierte-veilchen_gerstner

下にはレースペーパーが敷かれ、開けた瞬間からかわいさダダ漏れ~!!砂糖粒がキラキラしていてまるで宝石のよう。

この後紹介するデメルとは違って蓋が付いた入れ物なので、しっかり密封できるのが良いですね。

DEMEL(デメル)

デメルと言えば、百貨店のバレンタインフェアで見かける猫の舌チョコレートが有名ですが、

ウィーンのデメル本店ではこのスミレの砂糖漬けが山のように置いてあります。

kaniderte-veilchen_demel

以前はデメルの容器も丸型で、クラシックな可愛らしいデザインだったんですけどね。ちょっと味気ない容器になってしまって残念。

ピンクがかわいい薔薇の花バージョン
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DEMELとGerstnerの比較

それではさっそく2つの砂糖漬けを比較してみましょう!

compare sugared violets1

色はデメルの方が青みが強い紫。
味はゲルストナーが自然な優しい味で、デメルはスミレ感が強いです。デメルの方は香りの強さに好き嫌いがあるかも?

内容量はデメルが38gに対してゲルストナーは30g。
現地価格はゲルストナーの方が1ユーロほど高かったです。

それぞれの良い所をまとめると

デメル

  • 香料のようなしっかりしたスミレの香り
  • ゲルストナーよりちょっぴり多い&安い
  • 日本でも手に入る

ゲルストナー

  • シシィが描かれた化粧箱
  • ほど良いスミレの香りと味
  • 日本では売っていないので特別感!

ウィーンのお土産としてならゲルストナーがオススメ!

楽しみ方としては紅茶・ホットミルク・炭酸水・スパークリングワインに入れたり、お菓子の飾りとして使ったり。もちろんそのまま食べてもOK!砂糖で固めてあるのでカリっとしますが、硬すぎて噛めないほどではないです。

色の変化を楽しむならホットミルクや炭酸水かな。個人的には紅茶に1粒入れて飲むのがオススメです。ほのかな甘みとスミレの香りで、安い紅茶でもグッと上品な味になりますよ♪

violet-tea
紅茶の色が濃くて見えにくいけど・・・味は上品に!

どちらも内容量30gほどで現地で約13ユーロと安くはないですが、見た目もかわいいし特別な贈り物として女性は絶対喜ぶはず!

かつてハプスブルク家のプリンセスや音楽家ショパンも好んで食べていたスミレの砂糖漬け、機会があったらぜひ試してみて下さいね♪

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